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ボーイがキャバ嬢やお客さんの名前を忘れるのはNG

一緒にお店で働くキャバクラ嬢や、常連としてお店によく来るお客さんなど、ボーイはたくさんの人の名前を覚えなければいけない仕事です。

そして、ボーイはこうした人たちの名前を忘れてはいけません。

キャバ嬢が気持ちよく仕事をし、お客さんに気持ちよくお酒を飲んでお金を払って帰ってもらうには、失礼なことがあってはいけないわけです。名前を忘れたり間違えてしまうなんて、これ以上に失礼なことはないですよね。

もし名前がスッと出てこない、違う人の名前を呼んでしまうなんてことがあれば、キャバ嬢はヘソを曲げ、お客さんは帰ってしまうかもしれません。お客さんに関してはもう二度と来店してくれない可能性すらあるでしょう。

それがたくさんお金を使ってくれる太客であれば、お店にとっては大損害です。

何があっても名前だけは覚えておくこと、これはボーイの重要な役割であると心得ておきましょう。

簡単な覚え方

どうしても人の名前を覚えるのが苦手なボーイに、人名をできるだけ記憶にとどめておく方法を紹介します。

俺もやっていた方法なので効果はあるはず。覚えなければならない人がいたら、紹介する方法で名前を頭に叩き込んでおきましょう。

書いて覚える

テスト勉強などもそうだけど、やはり書いて覚える方法は効果的ですね。

新しいキャバ嬢が入店してきたときや、お客さんと接したときなどは、すぐさま名前をメモしておきましょう。メモしておけば、とりあえずその瞬間は名前を間違わずに済むはずです。

少し時間が経ったら、またそのメモを見直します。それを何回か繰り返せば、少しずつ頭に定着していきますよ。

ただ、キャバ嬢はしょっちゅう会うわけだし、お客さんも何度もお店に来る可能性が高いわけだから、その日1日だけ忘れなければOKというわけにはいきません。

メモに書いた名前は、次の日もその次の日も見直すこと。この繰り返しが記憶というものを作るわけです。

その人の特徴と結びつける

書いて、それを何度も見てもなかなか脳に定着しないという人は、別のイメージを持ってみましょう。

俺がよくやっていたのは、映像と結びつける方法ですね。

キャバ嬢やお客さんの姿形をまずは思い浮かべます。そして、想像の中でその人を名前で何度も呼ぶと、少しずつ顔と名前が一致し忘れづらくなりますよ。

プラスして、キャバ嬢やお客さんの特徴と名前を関係付けてしまうんです。ダジャレや語呂合わせでOK。強引でも問題ありません。

「カレーが大好きそうな顔をしている“カレン”さん」、「あんなに細いのに、なんで“太田”さん?」などで大丈夫。

本当にカレーが好きそうかどうかはどうでもよくて、大事なのはその人の姿形を思い浮かべながら名前と結びつけてしまうこと。

「なんでカレーなんだ(笑)」と自分でもくだらないと思えれば、その感情と一緒に顔と名前が一致するようになります。

その人と会って実際に顔を見たとき、「どう見てもカレー好きには見えないな(笑)」と瞬間的に思えれば、“カレン”という名前も自然と出てくるはずだし、もうその人の名前を忘れることもないでしょう。記憶とはそういうものです。

感情は記憶に残りやすいため、この方法はとても効果的ですよ。ぜひ試してみましょう。