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キャバクラのボーイが知りたい面倒な客の対応方法
お酒を大量に飲むことができ、しかも女性がたくさんいて店内もテンションがちょうどよく上がるよう作られているのがキャバクラです。
そんなお店にいれば、どんな男性でも気分が舞い上がり、普段とは違う態度や振る舞いになることもあるでしょう。
ボーイをしていれば、面倒な客には必ず出くわすものです。その対処法や対応の仕方について説明していきます。
酔っぱらいの対応方法
毎日のように接しなければいけないのが、酔っぱらいです。
そのような人はあまり物事を深く考えずに勢いで話していることが多いので、まともに取り合ってはいけませんね。
下手に出たり丁寧に対応しようとすればするほど、相手は調子に乗ってきます。相手が思わず「ん?」と思うような対応をすることで、少し冷静さを取り戻してくれやすくなるでしょう。
例えばですが、「この酒まずいな!」などと絡んできた時には、「当店には300万円のシャンパンもございますが、ご用意いたしましょうか」などと返すことで、お酒に関しての文句はストップすることが多いです。
酔いがひどく暴れるようであれば、「もしご不満があるようであれば、ご自宅までお送りいたします」、「ご自宅に謝罪に伺わせてください」と言うと、案外おとなしくなってくれますよ。お客さんも本当に自宅に来られたら困りますからね。
下手に出るのであれば、このような対応の仕方を選択するといいでしょう。
輩系の対応方法
キャバクラに来る客で最も厄介なのは、輩系の人たちですね。まともな店舗であれば反社会的な組織に属していると思われた段階で店には入れないですし、入れてしまっても退店してもらいます。
いわゆる暴力団に属していないにもかかわらず輩的な態度を取る人は、本当に対応が面倒です。
ボーイなどお店側がケンカ腰になってはいけません。反論もしてはいけませんし、余計な言い訳も禁物。とにかく謝ることに徹しましょう。
新米ボーイだと、最初のうちはどうしてもお客さんの気に障ることをしてしまいがちです。
怒らせてしまったら、いくら相手の言い分がおかしくても謝り続け、怒りを鎮めてもらうことに全力を注がなければいけません。
相手が慰謝料や治療費など、何らかのお金を要求してくれば、それは一種の脅迫行為となります。もしそのような話をしてきたら、「では、誠意を見せるために当店の顧問弁護士に相談させていただき、対応を決めさせていただきます」などと言えば、少しはトーンダウンするでしょう。
逆に、「そちら様の弁護士の方とお話しさせていただけますでしょうか」などと提案し、連絡先を聞こうとする行為も効果があります。
治療費の要求に関しては、「病院まで送らせていただきます」という返しがおすすめ。
相手も弁護士や医師を挟んでまで店から慰謝料や治療費などを奪おうとは思いません。店側に特に非がないのであればなおさらですね。
これらは強気で言う必要はありませんよ。あくまでも誠意を見せる形で伝えるのがポイントです。
逆上させないこと、相手の気持ちを逆なでしないことを一番に考えながら対応しましょう。