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キャバクラのキャッシャーの仕事内容とは
キャバクラには、キャッシャーという簡単に言えばレジ打ち係のスタッフがいます。
キャバクラで黒服やキャバ嬢がレジ業務をすることは基本的になく、キャッシャー専門のスタッフや経理担当者というようなレジ業務専門のスタッフがいることがほとんどです。
キャッシャーの仕事内容は、レジでの会計業務や、お店がオープンする前のレジ準備、お店がクローズしてからのレジ締めが基本です。
会計の際には領収書を出したり、クレジットカード支払いなら手続きをしたり、お客さんの希望に応じて適切に行います。
お店によっては、レジ関係の業務以外に黒服やキャストの出勤管理や、お客さんの入店時間やセット時間の確認、従業員のノルマやバックを計算した上でのお給料の算出なども行うことがあります。
さらにはキャッシャーが電話対応やクローク対応、お客さんへのお店のシステム説明といった幅広い業務を行うケースもあり、お店によって業務内容は多種多様です。
ちなみに、クロークというのはお客さんの上着や荷物を預かることで、入店時に預かって退店時にお返しします。
ボーイがキャッシャーを担う店もある
ボーイとして雇われたとしても、キャッシャー業務も担うことがあります。
キャバクラの多くはボーイとキャッシャーは分けて雇っていますが、そうではないお店もゼロではありません。ボーイ業務とキャッシャー業務を兼業することもあるので、不安であれば事前に確認しておいた方が安心です。
キャッシャーはお金を扱う業務で責任重大なだけでなく、キャバクラの会計は高額になることもよくあります。
したがって、キャッシャー業務が向いていないと感じるようであれば、面接の段階でキャッシャー業務を行う可能性があるか聞いておくと良いでしょう。
キャバクラでキャッシャーとして働くことで得られること
キャバクラでキャッシャーとして働くことで、得られることは少なくありません。
1つ目は、お金について実践形式で学べることです。
キャバクラでキャッシャーになることで、日頃からお金に触れることになります。それによって経理の知識や、店舗管理についての知識が自然と身についていくでしょう。
夜のお店のシステムや社会の構造も少しずつわかっていくので、やりがいがあるなかでスキルアップも目指せます。
経理関係のノウハウが蓄積していけば、キャバクラの店舗経営に関わっていけるケースもあり、さらに上を目指せる点もメリットです。
また、キャッシャーもスーツを着るのが一般的なので、社会人としての服装のマナーや、お客さんへの接客能力も身につけることができます。
男性がキャバクラで働くとなるとボーイの印象が強いかもしれませんが、キャッシャー業務に興味があるなら一度試してみるのがおすすめです。
キャッシャーに向いている性格や必要な能力
キャッシャーに興味があるものの、向いているかどうかがわからないという方もいるのではないでしょうか。
確かに、キャッシャーは誰でも気楽にできる仕事内容ではありません。
向いている性格や必要な能力を紹介しますので、もしもひとつでも当てはまるようならキャッシャーとして挑戦してみてください。
責任感が強いしっかり者
1つ目のポイントは、責任感が強いしっかり者であるかどうかです。
キャッシャーはお店のお金を扱う業務内容なので、責任感がなければ務まりません。
キャバクラというお店の性質上、1回1回の会計の金額が大きくなることも珍しくなく、無責任に仕事をすると取り返しのつかないことにもなりかねないので要注意です。
教えられた仕事はしっかりとこなせる、真面目な性格の人はキャッシャーに向いています。
几帳面できっちりしている人
2つ目のポイントは、几帳面できっちりしている人かどうかです。
キャバクラに限らず、レジでは1円でも計算が合わなければ問題になります。そのなかでもキャバクラは、うっかりミスで金額が大きいトラブルを引き起こしやすいので、きっちりと仕事をこなさなければなりません。
また、キャッシャーは会計以外の業務を行わなければならないことも多いです。
お客さんから預かった服や荷物を正確に管理し、従業員のシフトや給料についても適切に管理するといった几帳面さが求められます。
大雑把に仕事をしてしまう性格の人よりも、ひとつひとつの仕事にきっちり取り組んでいける人がキャッシャー向きです。
マルチタスク・いくつもの業務に対応できる
3つ目のポイントは、マルチタスクができるかどうかです。
特にキャッシャーのやる業務が幅広いお店では、いくつもの業務を次々とやらなければならないことが出てきます。
従業員のシフトについて考えているときに支払い対応をして、すぐにお店のシステムの説明をして、というように要領良くこなしていくことが必要です。
目の前のひとつのことにだけ集中するのではなく、複数のことを並行して考えられる方が向いているでしょう。
常識的な計算能力
4つ目のポイントは、常識的な計算能力があるかどうかです。
キャッシャーはお金を扱うことが中心なので、最低限は数字に強くなければなりません。理系だったり、簿記の資格を取っていたりということであれば即戦力になれます。
しかし、そのようなスペックがなくても、数字に対して極端な苦手意識がなければ問題ありません。